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冬に流行る感染症インフルエンザウイルス・ノロウイルスに万全な対策を

(きょうりつ便り 2016年12月号掲載)

吉川 正三

広島共立病院 感染管理認定看護師 山下 典恵 医師

冬は乾燥が気になるシーズン
乾燥は、お肌をカサカサにするだけでなく、喉の粘膜も乾燥させるため、バリアー機能も弱くなってしまいます。すると、インフルエンザや風邪のウイルスが侵入しやすくなります。夏にはほとんど発生しないインフルエンザが冬に大流行するのは、この乾燥のためなのです。
感染力の高いインフルエンザやノロウイルス。地域で流行らせないためにも、人の集まる病院や施設などを利用・訪問する際に予防対策の徹底をお願いします。

インフルエンザにかからないためには
1:感染経路を断つこと、2:予防接種を受けること、3:免疫力を高めること、が大切です

●病院・施設を利用する際
・マスクを着用しましょう。
マスクは使い捨てのものを利用し、再利用はやめましょう。
マスクを外すときは、顔を覆っている部分は触らないようにして、耳にかける部分をつまんで外すようにしましょう。
・受診後にも手洗い・うがいをしましょう。
・お見舞いなど個室に訪れる際は、入るとき、出るときに消毒液で手を消毒しましょう。

●日常の暮らしの中でできること
・帰宅時に、手洗い・うがいをしましょう。
・人混みに出かける時にはマスク着用を。
・ウイルスは低温・乾燥した環境を好むため、湿度や温度を調整して、ウイルスの生息しにくい環境を作りましょう。(加湿器の水は常に清潔を保ちましょう)

●予防接種はお早めに抗体ができるまでに2週間程度かかります。流行する前、12月までに予防接種を受けることをお勧めします。

●免疫力を高めるためによく寝て、バランスよく栄養のあるものを食べ、運動し、ストレスをためない。規則正しい生活をおくり、免疫力を高めておくことが大事です。

ノロウイルスから身を守るには
感染経路には、主に「人からの感染」と「食品からの感染」があります。基本的な予防策は、手洗いの徹底です。食事前、トイレの後、調理前後は、石けんでよく洗い、流水でしっかり流しましょう。食品からの感染を防ぐには、加熱して食べる食材はしっかりと火を通し、まな板、包丁、食器など調理器具やキッチンはいつも消毒して、清潔を保ちましょう。

インフルエンザ・ノロウイルス感染症かな?と思ったら
当院で受診される場合、受付で事前に申告してください。他の患者さんと接触しないよう誘導させていただきます。