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めまいの症状、原因その対処法

(きょうりつ便り 2019年3月春号掲載)

耳鼻咽喉科医長 大橋 一正

めまいの症状について
めまいには、グルグル回る回転性のものと、ゆらゆら、ふわふわとした浮動性・動揺性のめまい、立ちくらみや気が遠くなるめまい、といった症状があります。

回転性のめまいの場合、原因は主に耳の奥にある三半規管にあります。一番多いのが良性発作性頭位めまい症(BPPV)で、寝たり、起きたり、下を向いたりと頭を動かすとグルグルと目が回り、数分間じっとしていたら落ち着くといった特徴があります。それとは別に、突発性難聴や前庭神経炎などの急性めまい、回転性のめまいが繰り返されるメニエール病があります。

改善にはストレス解消と、規則正しい生活が大事です。
スマートフォンやコンピューターを長時間使用するのは治りが悪くなりますのでご注意ください。

また ‘外に出るのが怖い’からと、家に引きこもらないことも肝要です。ゆっくりでかまいませんので、ご近所を散歩するなど、家の外に出るようにしてみましょう。
めまいの症状が落ち着いたら、前後・左右に傾ける、横にひねるといった頭を動かす運動を日常生活の中に取り入れることをおすすめします。

目が回る、といった症状が出た場合、慌てず翌日の診療時間内に耳鼻咽喉科にかかることをおすすめします。ただし目が回るだけでなく、ろれつが回らない、手に力が入らない、喉から食べ物が入っていかない、といった症状がある場合は、脳卒中の可能性がありますので救急車を呼び、急いで脳神経外科にかかりましょう。
回転性のめまいは、血液の流れが一時的に悪くなって起こります。悪くなる原因は、肩こりや寝不足、高血圧、更年期といった身体的なものと、ストレスによる自律神経の乱れといろいろあります。
ご自宅でできる対処法は、まず、ストレスをためないよう、旅行をしたり、友人とランチやショッピングを楽しんだり、上手に発散させましょう。多少の飲酒はOK(過度の飲酒はNG)。適度な運動、バランスのいい食事、しっかりとした睡眠をとり、体調を整えることを心掛けましょう。