施設概要

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院長のあいさつ

当院は、医療機関の少ない安佐地域の入院医療向上を目指して、地域の方々の手によって1977年に開設されました。以来、「明るいまちづくり」「地域まるごと健康づくり」をスローガンに、地域医療を展開して参りました。当院が存立する安佐地域は、広島市内でも人口が増え続けている地域であり、高齢者の方々も増加する地域でもあります。いざという時の入院医療の提供や救急医療の整備は重要です。厳しい医療環境のなかではありますが、地域のみなさま方の期待や信頼に応えられる病院機能の整備に努めて参りたいと思います。

開設以来40年の節目を控え、設備の老朽化や相応しい入院環境などの整備が望まれ、地域の方々の医療要求にも応えられるハード面の充実が課題となっておりました。今後もこの地域で相応しい役割を発揮していくために、着工から1年5カ月の期間を経て、2014年9月に新病院が完成し移転致しました。新病院でも、これまで通り「急性期」「回復期」の医療の継続と健康増進を中心とした医療展開を行っていくとともに、新たに「緩和ケア」を実施するよう施設整備を行って参りました。新しい病院が構想通りの機能を発揮できるよう、私たち医療スタッフが一丸となってこれまで以上の奮闘を行って参ります。今後とも一層のご指導ご協力をお願い申し上げます。

当院は、患者の人権を尊重した安全・安心で信頼される医療を実践する事を理念とし、医療を職員と患者さんとの協同の営みととらえ、患者さん中心の医療を推進しています。
無差別平等の医療の実践として、室料差額は徴収しておりません。
地域での連携を重視しており、現在年間約3000人の入院患者さんのうち約半数が、他の医療機関からの紹介であり、入院紹介元の医療機関は100を超えております。医療機関の機能分化が進むなか、退院後の医療・介護の継続がスムーズに行くよう介護施設との連携も強めています。また、救急医療にも積極的に応えようと、現在、安佐南区内医療機関に搬入された救急車のうちの約1/3は当院で受け入れております。2010年3月から開始された安佐地区二次救急輪番制に参加し、現在、総合診療科を中心に、外科、整形外科でも救急車受け入れ当番を担当しています。

診療の特徴は、まず第1に総合性と専門性があげられます。
入院診療は、内科・外科・整形外科・小児科・リハビリテーション科で行っています。内科医は総合的な対応が可能ですが、専門科として、消化器内科・循環器内科・糖尿病内科があります。
泌尿器科・耳鼻科・眼科・皮膚科・脳外科・脳神経内科、そして2012年に開設した心臓血管外科では外来診療のみ行っています。
これらの診療科は日常的に連携し合い、各年代の多彩な病態に対応できる総合力を追求しています。
2010年4月から、放射線科の常勤医が着任し、迅速で質の高い画像診断が可能となり、2011年4月からは18年ぶりに婦人科診療が再開しました。
診療の第2の特徴は、消化器医療が充実していることです。
消化器内科は、医師体制が最も厚く、消化器疾患全般、特に消化管内視鏡を積極的に行っております。夜間休日の吐下血に対応できる数少ない病院の一つです。消化器内科と外科は日常的に連携しており、患者さんにとって最適な医療を選択しています。
第3に、同規模の病院と比べて手術が多いことが特徴です。
外科では、消化器疾患を中心に積極的に手術を行っていますが、乳がんが健診の普及とともに発見率が向上し手術が増加しています。整形外科では、骨・関節の慢性疾病や外傷の手術を幅広く行っています。とりわけ、上肢の手術は6割を占め、切断指の接合や失われた手の機能再建など高度な技術を要する手術も行っています。

当院では、職員一丸となって、医療水準の向上に努め、質の高い医療を提供していく所存です。
引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。

広島共立病院 院長 村田 裕彦(むらた ひろひこ)
広島共立病院 院長
村田 裕彦(むらた ひろひこ)