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2016年度着任医師のご挨拶(循環器内科医長 伊藤 尚志)

循環器内科医長
伊藤 尚志 医師

初めまして。広島共立病院循環器内科の伊藤です。
昨年度まで東京の東邦大学医療センター大橋病院循環器内科に所属し、同病院および関連病院で研鑽を積んでまいりました。今年度から地元である安佐南区の広島共立病院に就職し、地域医療の一助となるべく努力していく所存です。よろしくお願いいたします。
専門は不整脈で、頻脈性不整脈の患者さんに対する内服治療やカテーテル治療、また徐脈性不整脈の患者さんに対するペースメーカ植え込み手術等を中心に診療を行っていました。その他にも狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症など血管疾患に対するカテーテル治療、心不全患者さんに対する治療なども行っていました。
現在、月曜日から金曜日は共立病院で診療を行っております。月曜日午前中は外来、火曜日と木曜日はカテーテル検査および治療を行い、それ以外の時間は病棟業務を中心に行っております。土曜日は伴中央の伊藤内科医院で父とともに診療所での外来診療を行っております。

患者さんにより良い医療を提供する上で最も大切なことは、「その患者さんがご自身の疾患について充分な理解を得ること」であると考えています。例えば高血圧症の治療ひとつをみても、「取りあえず薬を飲んでおけば大丈夫」程度の理解しかしてもらっていないのと、「将来の脳卒中や心筋梗塞を防ぐために二十四時間安定した血圧管理が必要だから自宅でもちゃんと血圧を測ろう」とまで理解してもらっているのとでは、血圧コントロールはもちろんその患者さんの予後もかなり変わってきます。「治療をする」以上に「理解してもらう」ことが医師にとって重要な仕事であり、理解してもらうことで患者さんとより一緒に疾患に向き合えるようになれると信じておりますので、そんな診療を目指していきたいと思います。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年度まで二人体制であった当院循環器内科は、本年度から私と同時期に赴任した秦医師を合わせ四人体制となりました。これにより今まで以上にフットワークの軽い循環器内科診療を目指すべく循環器ホットラインを新設し、地域の医療機関との連絡をさらに密にしながら地域医療に貢献したいと考えております。しかし、この地区には安佐市民病院をはじめ循環器専門診療を以前から行ってきた医療機関が複数あり、まだまだ当院での循環器疾患の症例は少ないのが現状です。今後、地域の医療機関からもより信頼していただけるように、そして安佐南区の循環器診療がより良いものになれるように、日々努力していきます。よろしくお願いいたします。

 

(からだとくらし2016年8月号)