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ラテックスアレルギーについて知ろう!

ラテックスアレルギーは、天然ゴムに含まれるラテックスタンパク質がアレルゲンとなって、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚症状が現れ、まれに呼吸困難、血圧低下や意識障害などを引き起こすことが特徴です。
天然ゴムは、手袋、玩具、靴などの日用品から医療用具など幅広く使用されています。

 

ラッテクスフルーツ症候群とは
ラッテクスの主要アレルゲンと似たタンパク質が、バナナ、アボカド、キウイなどに含まれているため、これらを食べて、喉の違和感、じんま疹やアナフィラキシーを起こすことがあり、「ラッテクスフルーツ症候群」と呼ばれています。

 

手術など医療を受ける際、ラッテクスアレルギーやラッテクスフルーツ症候群のある方は、ラッテクス製品を使用しないようにすることがよいといわれています。
果物やゴム製品でアレルギーのある場合は、医師、看護師に申し出てください。

 

ラッテクスアレルギーを起こしやすい人
1.医療従事者および天然ゴム制手袋の使用頻度が高い職業の人
2.アレルギー体質を持つ人
3.医療処置を繰り返し受ける人

201222
手術看護認定看護師
林 操