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災害拠点病院とは

広島共立病院は2019年3月27日付で災害拠点病院の指定を受けました。広島県では、19番目、広島市では6番目の指定となります。
災害拠点病院は、「災害時における初期救急医療体制の充実強化を図るための医療機関」で、次のような機能を備えた病院です。
1.24時間いつでも災害に対する緊急対応でき、被災地域内の傷病者の受け入れ・搬出が可能な体制を持つ。
2.実際に重症疾病者の受け入れ・搬送をヘリコプターなどを使用して行うことができる。
3.消防機関(緊急消防援助隊)と連携した医療救護班の派遣体制がある。
4.ヘリコプターに同乗する医師を派遣できることに加え、これらをサポートする、十分な医療設備や医療体制、情報収集システムと、ヘリポート、緊急車両、自己完結型で医療チームを派遣できる資器材を備えている。

災害が多発し南海トラフ巨大地震の可能性が高まっている今、広島共立病院としては「ハブ機能」(重症患者等をいったん受け入れて状態を安定化させた後に広域搬送する役割)を中心に役割を果たしていきます。
また、広島共立病院はDMAT(災害派遣医療チーム)指定医療機関にも指定されており、大規模地震や水害、航空機事故、多重衝突など多くの傷病者が出たときの初期医療(おおむね発災48時間以内)を担うDMATを保有しています。

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