耳鼻いんこう科とは?
首から上で頭と目を除く、鼻・耳・のど などの病気を診察します。
風邪やアレルギー性鼻炎の患者さんが多いですね。最近では、めまいや副鼻腔炎の患者さんも増えていますね。
副鼻腔炎とは、副鼻腔の粘膜に細菌やウイルスが感染することなどによって炎症が起こり、鼻づまりや鼻水、咳、頭痛など、さまざまな症状が現れる病気です。
《アステラスHPより》
https://www.astellas.com/jp/health/healthcare/sinusitis/
鼻水がひどいのですが…
花粉症などに代表される『アレルギー性鼻炎』は、生活環境が清潔になりすぎて人の免疫が低下しているため、季節に関係なく患者さんが増加しているように思います。
アレルギー性鼻炎には通年性と季節性があり、後者の代表的なものに花粉症がある。空気が乾燥する季節に限って、鼻炎を起こすケースもある。
やや狭義および一般市民の間で用いられる意味でアレルギー性鼻炎と言った場合、通年性のアレルギー性鼻炎を指すことが多い。通年性アレルギー性鼻炎の代表的なものは、ダニによる鼻炎である。しかし、カビによる鼻炎も少なくないことがわかってきている。
《ウィキペディアより》
どんな検査をするのですか?
咽頭ファイバースコープや聴力検査のオージオメーターで検査をします。
咽頭ファイバースコープって?
内視鏡で検査をするもので、耳・鼻・のど の状態がすべてわかります。
それでも、耳鼻いんこう科では判断のつかない場合もありますので、内科など他の診療科との連携を図り、対応しています。
聴力オージオメーターって?
聴力が衰えた患者さんの検査をします。
最近、耳が聞こえにくくなったのですが…
安心してください。月曜日の15時~16時には補聴器外来を設けています。
補聴器の購入については、業者と連携しながら、補聴器のフィッティングや貸し出しを行い、患者さんに使い心地を確認したうえで購入してもらっています。
補聴器は、難聴がひどくなる前に付けることが大事です。早めに受診をお勧めします。
最後に大橋先生から一言…
診察する際には、『見る目』を発揮して患者さんに向き合うようにしています。
問診で患者さんの様子を『見る』 内視鏡で患部をしっかり『見る』 それで、きになる病状が『見えて』きたときに、じっくり時間をかけて話を聞き、説明をするよう心掛けています。
耳・鼻・のど の手術は複雑で繊細な部位を扱うので、『見る』ことに集中し、安心・安全な手術を全うできるよう努力しています。