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平成29年度 広島共立病院 病院指標

病院指標リスト

年齢階級別退院患者数

年齢区分0〜10〜20〜30〜40〜50〜60〜70〜80〜90〜
患者数246863883180203481767869389

一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数を示しています。
地域での連携を重視しており、現在年間約3,000人の入院患者数のうち約半数が、他医療機関からの紹介であり、入院紹介元の医療機関は100を超えております。医療機関の機能分化が進むなか、退院後の医療・介護の継続がスムーズに行くように介護施設との連携も強めています。また、救急医療にも積極的に応えようと、2015年度以降年々と救急車受入数も増加(年間約1800台)しており、うち約750台はそのまま入院となっています。
当院は60歳以上の患者数が75.0%と多くの割合を占める結果となりました。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
040081xx99x00x誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし13919.1520.8317.9984.64
110310xx99xx0x腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし6814.5912.344.4178.40
050130xx99000x心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし6319.9217.711.5984.75
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし5110.7510.613.9276.12
060340xx03x00x誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等2なし3944.2840.3438.4684.15

内科は年間約2200人の新入院を受け入れており、総合診療、循環器、消化器、糖尿病において、地域連携パスや循環器ホットラインを用いながら、地域に密着した診療を行っています。
平成29年度は、昨年度に引き続き、高齢者の誤嚥性肺炎が最も多い結果となりました。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

小児科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
100380xxxxxxxx体液量減少症685.389.160.003.66
040070xxxxx0xxインフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし325.256.030.004.03
0400801199x00x肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし275.855.700.003.30
150010xxxxx0xxウイルス性腸炎 手術・処置等2なし234.005.500.004.17
040090xxxxxx0x急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし145.435.940.001.86

小児科は年間約260人の新入院の診療を行っており、入院施設のある病院として機能しています。肺炎、気管支炎、食物アレルギーなど幅広い疾患の治療を行っています。
平成29年度は、脱水症、次いで肺炎が多い結果となりました。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

外科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060210xx99000xヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし337.398.9812.1277.67
060150xx99xx0x虫垂炎 手術なし 副傷病なし199.377.010.0053.84
060335xx02000x胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし187.677.400.0066.33
060150xx03xxxx虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等175.475.560.0034.71
060170xx02xxxx閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等138.088.330.0073.46

外科は年間約450人の新入院の診療を行っており、主に消化器の手術を中心に各学会のガイドラインに基づいた標準的な治療法を実施しています。地域の超高齢化に伴い合併症のリスク、術後のQOL低下など懸念されますが、患者様、ご家族と治療の選択肢を提示し納得のいく治療法を相談しながら選択しています。
平成29年度は、昨年度に引き続き、腸閉塞が最も多い結果となりました。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

整形外科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
160800xx01xxxx股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等7434.4327.098.1184.22
160760xx97xx0x前腕の骨折 手術あり 副傷病なし305.805.213.3356.97
070160xx01xxxx上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等279.485.510.0064.22
070200xxxxxxxx手関節症(変形性を含む。)1910.268.720.0065.42
160610xx97xxxx四肢筋腱損傷 その他の手術あり1917.959.46 0.0064.58

整形外科は年間約490人の新入院を受け入れており、外傷や整形外科疾患全般に対応した診療を行っています。日本手の外科学会認定研修病院であり、特に手・肘など上肢疾患やリウマチに関してはより専門性の高い診断・治療を提供でき、指切断の再接合や失われた組織の再建など顕微鏡を用いた高度な微小外科手術も可能です。さらに足に関しても専門性の高い治療が可能で高齢化社会に対応して大腿骨近位部骨折も患者様や家族のニーズを考慮して手術を行っています。
平成29年度は、昨年度に引き続き、股関節大腿近位骨折が最も多い結果となりました。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

耳鼻いんこう科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
030240xx99xxxx扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 113.825.480.0044.55
030400xx99xxxx前庭機能障害 手術なし--5.15--
030350xxxxxxxx慢性副鼻腔炎--7.23--
030428xxxxxxxx突発性難聴--9.18--
030370xxxxxxxx鼻ポリープ--5.01--

耳鼻いんこう科は年間約40人の新入院を受け入れており、耳・鼻・のどの疾患全般診療・治療を行っています。
平成29年度は、扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、前庭機能障害が多い結果となりました。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

リハビリテーション科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
010060x3990400脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10以上) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5--22.46--
160690xx99xx0x胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし--19.94--
010040x097x0xx非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) その他の手術あり 手術・処置等2なし--29.76--
010060x0990200脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5--21.42--
010060x2990200脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5--20.12--
リハビリテーション科では、脳血管リハ、心大血管リハ、運動器リハ、呼吸器リハ、廃用症候群リハを行っており、医師の指示のものと多職種連携し、社会復帰に向けた早期からのリハビリテーションに取り組んでいます。また、当院は回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟も有しています。緩和ケア病棟においても心理的支持も含め介入を行っております。 上記は一般病棟におけるリハビリテーション科の患者数となります。 ※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

緩和ケア科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
040040xx99000x肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし--14.60--
060050xx99x00x肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし--9.90--
040050xx99x0xx胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし--14.48--
06007xxx99000x膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし--9.83--
090010xx99x01x乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり --14.62--

当院は緩和ケア病棟も有しています。上記は一般病棟における緩和ケア内科の患者数となります。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発再発病期分類
基準(※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌15-----16
大腸癌-1210--2316
乳癌------16
肺癌------16
肝癌----152116
※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌とは、日本で罹患率の高い5つの癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)のことです。その病期(進行度、拡がりのこと。Stage)ごとの症例数を集計したものです。
当院では大腸癌が最も多くなっています。
※患者数が10未満は「‐」にて表示されます。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数平均在院日数平均年齢
軽症237.7848.96
中等症9114.9582.32
重症1519.2784.87
超重症---
不明---

市中肺炎とは、在宅で日常生活を送っている人に起こる肺炎ですが、その重症度は、A-DROPスコア(年齢、脱水の有無、動脈血酸素飽和度、意識状態、血圧)を用いて分類されます。重症になるにつれて、高齢者の割合が増えてきます。
※患者数が10未満は「‐」にて表示されます。

脳梗塞の患者数等

発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内2045.3577.406.06
その他1390.2380.239.09

一般病棟における脳梗塞の患者数を集計しています。
リハビリテーションにおける総合機能を持つ医療機関として、急性期から回復期、そして予防を含む生活期に至るまで地域に密着した切れ目のないリハビリテーションを提供します。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)2360.301.200.0067.80
K664胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む)6613.2915.4445.4581.94
K6871内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの)503.269.4012.0075.66
K5493経皮的冠動脈ステント留置術(その他)383.267.110.0076.29
K6182中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)2923.8618.4137.9381.97
昨年度に引き続き、大腸ポリープに対する内視鏡的粘膜切除術、胃瘻造設術が多い結果となりました。今回の表には表示されていませんが、出血性胃・十二指腸潰瘍と食道静脈破裂の止血術や、悪性腫瘍による上部消化管狭窄に対してはステント留置術・拡張術を行い経口摂取ができるように治療を行っています。狭心症・心筋梗塞などの冠動脈疾患に対して行う、経皮的冠動脈ステント留置術の件数も増加しています。 ※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

外科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K6335鼠径ヘルニア手術591.052.460.0066.97
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術271.964.260.0065.81
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)190.321.160.0068.21
K718-21腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)170.653.820.0034.71
K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 173.6512.595.8870.47

平成29年度の手術件数は307件でした。昨年度に引き続き鼡径ヘルニア手術、腹腔鏡下担当摘出術が多くなっています。
肝胆膵および消化器に関する手術は、癌、良性疾患ともにいろいろなガイドラインに従って標準的手術を行っています。また、癌患者さんには必要に応じて術前、術後化学療法も行っています。腹腔鏡下手術にもガイドラインに沿った範囲で取り組んでいます。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

整形外科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K0462骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨)701.0712.802.8657.64
K0461骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿)692.3931.124.3578.75
K0811人工骨頭挿入術(肩,股)242.7524.008.3383.50
K1882神経剥離術(その他)211.386.480.0064.43
K0802関節形成手術(胸鎖,肘,手,足)130.9210.080.0060.08

平成29年度の手術件数は950件でした。前腕、下腿、手舟状骨に対する骨折観血的手術が多くなっています。日常生活や仕事への早期復帰を第一に考慮し、患者様のニーズに応じた治療を心がけています。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

耳鼻いんこう科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K340-3内視鏡下鼻・副鼻腔手術1型(副鼻腔自然口開窓術)-----
K340-5内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)-----
K341上顎洞性後鼻孔ポリープ切除術-----
K386気管切開術-----
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平成29年度は、昨年度に引き続き、内視鏡下鼻・副鼻腔手術があり、上顎洞性後鼻孔ポリープ切除、気管切開術がありました。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

リハビリテーション科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K664胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む)-----
K0461骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿)-----
K6871内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの)-----
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当院は回復期リハビリテーション病棟も有しています。上記は一般病棟におけるリハビリテーション科の手術患者数となります。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

緩和ケア科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K522-2食道ステント留置術-----
K688内視鏡的胆道ステント留置術-----
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当院は緩和ケア病棟も有しています。上記は一般病棟における緩和ケア内科の手術患者数となります。
※患者数が10未満は「-」にて表示されます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC傷病名入院契機症例数生率
130100播種性血管内凝固症候群 同一--
異なる250.75
180010敗血症同一--
異なる220.66
180035その他の真菌感染症同一--
異なる--
180040手術・処置等の合併症 同一140.42
異なる--

手術・処置等の合併症の内訳は以下の通りです。
T810 処置に合併する出血及び血腫,他に分類されないもの 入院契機同一 症例数4例 発生率0.12
T810 処置に合併する出血及び血腫,他に分類されないもの 入院契機異なる 症例数2例 発生率0.06
T811 処置中の又はその結果によるショック,他に分類されないもの 入院契機同一 症例数1例  発生率0.03
T814 処置に続発する感染症,他に分類されないもの 入院契機同一 症例数2例 発生率0.06
T814 処置に続発する感染症,他に分類されないもの 入院契機異なる 症例数1例 発生率0.03
T827 その他の心臓及び血管の人工器具,挿入物及び移植片による感染症及び炎症性反応 入院契機同一 症例数2例 発生率0.06
T840 体内関節プロステーシスの機械的合併症 入院契機同一 症例数2例 発生率0.06
T845 体内関節プロステーシスによる感染症及び炎症性反応 入院契機同一 症例数2例 発生率0.06
T855 胃腸プロステーシス,挿入物及び移植片による機械的合併症 入院契機同一 症例数1例 発生率0.03
※患者数が10未満は「‐」にて表示されます。

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