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前向きに学び交流を深める患者会

患者・家族・職員が共に学び、情報交換などを行う「患者会」。 現在、がん患者の会2つ、慢性疾患の会3つが活動中で、旅行などのレクリエーションを通じて交流を深めています。

 

糖尿病患者の会「ぶどう会」
完治が難しいとされる糖尿病と長く楽しく付き合っていくために、最新の知識や治療法を学びます。年に2回、栄養士の指導のもと、医師や看護師を含めてグループに分かれ、料理教室を開催。1グループ2、3皿ずつ大皿料理を作り、バイキング形式で楽しく食べています。ほか、年に一度の一泊旅行、健康ウオークラリー、クリスマス会なども実施。40名で和気あいあいと活動しています。

 

循環器患者の会「せせらぎコロナリークラブ」
患気・家族が医療スタッフとともに病気を正しく学んで理解を深め、療養体験を共有し、病気を克服するために頑張っていこうと活動しています。毎年春にはお花見を開催し、お弁当を食べながら交流を深めます。「この会に参加するために、また元気でいようと思える」など、励みにしてくださっている患者さんも多くいます。

 

肝臓病患者の「肝和の会」
肝炎・肝硬変・肝臓がんなど肝臓疾患の患者・家族が対象。 温泉での一泊旅行やクリスマス会で食事をしながら、症状などの近況報告をします。不安や悩み、嬉しかったことなど、率直な気持ちを共有できる貴重な機会です。今年は思い出の写真や一人ひとりの声を紹介する「肝和の会のあゆみ」を出版予定。現在15名程度なので、もっと多くの方に知っていただき、活動を拡げていきたいと思っています。

 

がん患者の会「歩みの会」
「がんで転んだが、一歩一歩共に歩んでいこう」との思いから「歩みの会」と名付けられました。講師を招いての講演や広島城でのお花見、秋には日帰りバス旅行をするなど活発に活動しています。車中や食事の際のお喋りが楽しみで、道の駅やサービスエリア、土産物屋などでの買い物も好評。がん手術を経験し、病気と闘う者同士、励まし合えることが何より素晴らしい会になっています。

 

乳がん患者の会「さくらんぼの会」
乳がんの告知を受けた者同士が、楽しく輝いた人生を送られるよう、治療や日常生活での経験・知識など情報交換する場となっています。年2回の研修会のほか、秋のレクリエーション、新年会、総会を実施。日帰りで温泉へ行った際には医師も交えてカラオケをしたりと大盛況でした。職員にとっても、患者さんの日常や治療に関しての考え方などを伺える貴重な機会となっています。
※「患者会」についてご興味のある方は、受付事務課までお問い合わせください。

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